オーストラリア、シドニーにあるフェザーデール野生動物公園で生まれた、ふわっふわの毛に包まれ、ハート型の顔をしたなんともかわいらしいヒメススイロメンフクロウのヒナ、グリフィンさんが、同シドニーのタロンガ動物園にやってきた。
まだ生後8週間のグリフィンさんだが、タロンガ動物園の人気のバードショーに出るための訓練を受けている。現在、ショーのトレーナー、マット・ケトルにつきっきりで飛び方を教わっている最中だ。
Keeper hand raises a Sooty Owl chick
訓練の大部分はタロンガ動物園で行われているが、トレーナーのマットは夜は自宅にグリフィンを連れて帰っている。
「玄関を入って、寝床の箱にグリフィンを入れてやると、すぐに4歳の娘がやってきて、グリフィンに向かってお話を始めるんだよ。ぼくがテレビを観ているとグリフィンは膝の上でリラックスしているから、くすぐってやるんだ。こうしたこともトレーニングの一環なんだよ。人間と互いに関係を深めることは、いつかグリフィンがショーでやりとりしながら飛ぶために重要なことなんだ。彼が覚悟を決めるための基本となる」。
グリフィンはすでに新しい環境を探索したり、飛ぶことを学ぶ準備としてものを飛び越したりしているという。
オーストラリア北クイーンズランド原産のヒメススイロメンフクロウは、夜行性のフクロウで暗くうっそうとした多雨林の環境を好む。
「詳しいことがほとんどわかっていない鳥で、めったに姿も現わさないため、調査員もなかなか見つけることができない。だから、グリフィンがぼくたちと一緒にここにいることはとても特別なことなんだ。ヒメススイロメンフクロウの代表として、来てくれた人々にこのかわいらしいフクロウについて知ってもらうことができるし、ネズミも捕ってくれる」。マットはそう語る。
マットは次の週には、グリフィンを動物園周辺に連れていって、まわりに人がいても落ち着いていられるよう慣れさせるつもりだ。グリフィンはまもなく円形劇場でのバードショーで飛ぶ練習に入る。
ヒメススイロメンフクロウは大きくなってもハート形の顔がキュートだ
タロンガ動物園の鳥たちはバードショーに出演することで、ワシやタカ、コガタペンギンなど絶滅の危険性のある野生動物保護のための資金を集める手助けをしている。
こちらの動画はタロンガのバードショーに出演中のコンドルのヒナ。グリフィンもいつの日かこの舞台に立つことになるんだね。
Andean Condor Chick at Taronga Zoo 原文翻訳:konohazuku
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コメント
1. 匿名処理班
ほこりだんごみたいな体もかわいい
2. 匿名処理班
背景が綺麗すぎる
3. 匿名処理班
もっふもふやでもっふもふー
4. 匿名処理班
普通のメンフクロウの顔はノッペリしてて妖怪みたいだけど、この種類はより表情が豊かな感じだがする。
5. 匿名処理班
あ、あれ大人フクロウの方が可愛いぞ・・・?ゼルダの伝説に出てくる仮面みたい
6. 匿名処理班
ゼルダの伝説のムジュラ・・・
7. 匿名処理班
鼠捕ってくれるんだったら農家で飼うのも良さそうですなあ
8. 匿名処理班
いつも思うけど、神秘的な瞳をしてるなぁ……
9. 匿名処理班
森の賢者もヒナの頃は隙があるんだな
10. 匿名処理班
メンフクロウは源氏パイに似ている
11. 匿名処理班
頭突きしてハートスタンプする芸も体得してたりして
12. 匿名処理班
やっぱりグリフィンドールに振り分けられるの?
13. 匿名処理班
かわいいモップですね
14. 匿名処理班
ハート形土偶みたい
なのにかわいい
15. 匿名処理班
※14
もしやあの土偶のモデルは梟人??