米カリフォルニア州サンディエゴの水族館で、2月14日のバレンタインデーに生まれたシャチの赤ちゃん。水族館のスタッフらが見守る中、お母さんのお腹のなかからニュルっと出てきて、そのまま直ぐにお母さんと一緒に泳ぎ始めた。
お母さんシャチは、ほぼ18カ月妊娠期間を経て、無事に出産を終えた。赤ちゃんと言ってもそこはシャチ。体長およそ2メートル、体重は140kgあったそうだ。サンディエゴ水族館ではシャチの出産は8年ぶり、1964年より6回目の出産となったそうだ。
野生のシャチの場合だと、生まれたばかりの個体に対する「気配り」とも取れる行動が多く観察されているそうで、母親が餌取りに専念している間、他のメスが若い個体の面倒を見る「ベビーシッティング」的な行動や、自身のとった獲物を若い個体に譲ったり、狩りの練習をさせるためにわざと獲物を放ったりすることも知られているそうだ。(このとき獲物は殺さず、教え終わったら逃がすケースも見られている)。
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コメント
1. 匿名処理班
こういう自然を一生知らないかもしれない動物の赤ちゃんって見てて複雑な気持ちになる。
2. 匿名処理班
ちっちゃい!ママにくっついて泳いだり浮かんだり…可愛いね
3. 匿名処理班
シャチって逆子で生まれてくるんだな
4. 匿名処理班
で、美味しいの?
5. 匿名処理班
なんで赤ちゃんって無条件に可愛いんだろうな!?
6. 匿名処理班
生まれた瞬間から達者に泳いで息継ぎもできるんだな。
そうじゃなきゃ死んでしまうから当然そうでなきゃならない、とはいえ
自然ってすごい。
7. 匿名処理班
へその緒みたいなのは無いの?
8. 匿名処理班
にゅるんと産まれた次の瞬間からお母さんにピッタリくっついて泳ぐんだねぇ
可愛いったらないねぇ
9. 匿名処理班
色がちがうのか?